アイディアライブラリとは
iTRADEにはアイディアライブラリという機能があります。
このアイディアライブラリはストラテジー(売買戦略)を作成する時に、
設定のテンプレート例として挙がっている候補の中から選んで使用できるもの(「マスター」といいます)と、
自分で作った設定を保存して、使用できる機能(ユーザといいます)の2種類の機能があります。
実際にアイディアライブラリを使ってみる
では、実際にアイディアライブラリを使ってストラテジーを作成する画面を見てみます。
上の画像はストラテジー作成画面の、個別スクリーニング条件(売買するための銘柄の条件を設定するところ)になっています。
画像の赤枠の「アイディア」というボタンを押すと
下図の画像のような画面が表示されます。
そして、画像の中で選択しているところ(白くなっている)ところを見ると、
概要にて、「大型株用:3日平均売買代金6億円以上、終値150円以上」となっているので、
こちらを選んでみます。
すると、条件の中に、「3日平均売買代金6億円以上と終値150円以上」という設定をする事が出来ました。
これだけでは、売買戦略とは言えないので、
何か他のものも追加したいところです。
先程のアイディアのボタンから、今度は売られ過ぎという項目があるので、
こちらから、何か追加しようと思います。
上の画像では売られ過ぎの短期(10日)の移動平均乖離率がマイナス10%以下というところを選択しているので、こちらで右下のOKボタンを押してみます。
すると、個別スクリーニング条件のところに、移動平均乖離率(10日)がマイナス10%以下という設定が追加されました。
こんなふうにして、ストラテジーを作成する時に、
アイディアライブラリから追加して作成することが出来るのですね。
もちろん、アイディアライブラリを使わなくても、いろんなテクニカル指標(モジュール)の中から任意のものを選択して、ストラテジーを作成する事も出来ます。
アイディアライブラリのメリット
アイディアライブラリのメリットですが、
・マスターにて最初から設定してあるアイディアを使用してストラテジーを作成できるという事ですね。
例えば、先程は「売られ過ぎ」という種類の中から、移動平均(10日)のマイナス10%以下というのを選択しましたが、
他のテクニカル指標を使った定義方法を選ぶことも出来ますし、アイディアライブラリというぐらいですから、
自分がストラテジーを作成する時に、売られ過ぎを定義してストラテジーを作りたいけど、定義のやり方がよく解らない・・・といった時に、アイディアライブラリを見ると、色々な定義方法で「売られ過ぎ」が定義してあるので、そちらから任意のものを選択し、そのまま使うもよし、パラメータを変更して使うも良し、という感じで使用することが出来ます。
マスターのアイディアライブラリを見てるだけで、相場の定義方法のヒントになると言っても決して大袈裟ではないと思います。
裁量トレードやトレード初心者の方も、システムトレードでの特有の設定方法での煩わしさが緩和されるのではないでしょうか。
・アイディアライブラリに自分のアイディアを登録する時でも、複数のテクニカル指標を組み合わせたアイディアも登録できるので(冒頭での、平均売買代金と終値のセットのような)、自分がよく使う定番のテクニカル指標(モジュール)の組み合わせを、アイディアライブラリに設定する事によって、ストラテジーを作成する際に、数あるテクニカル指標の中からその都度1つ1つ選択しなくて良い。という手間が省けます。
というようなわけで、アイディアライブラリを活用しなくても、ストラテジーを作成できるものの、うまく活用すれば、効率化やストラテジー作成のヒントになるのではないかと思われます。
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