ルール(ストラテジー)は複数用意するのが基本

システムトレードのルール(ストラテジー)は実取引にて運用する段階ではいろんな種類のルールを組み合わせるのが理想と考えてますが、
そうは言ってもまず最初になにか単一のルールを作らなければ始まらないですよね。

ルールの種類は結構多いので何から作成するか悩む

そして最初にどのような種類のルールから作ろうか?って悩みますけど、
ルールにはいろんな種類があり、
逆張り(カウンタートレード)なのか順張り(トレンドフォロー、ブレイクアウト)なのかロング(買い)なのかショート(空売り)なのか、
保有期間は短期なのか中期なのか長期なのか・・・
という具合に多くの種類があるので悩みます。

私のお勧めプラン

最初に作成するルールとして、私がお勧めしたいルールですが、

まず消去法で空売りのルールは却下します。
いきなり空売りのルール作りは難易度が高いのと、買いルールに比べて優位性が高いと思えない・・・なので却下。
では買い戦略を作るって事になりますけど、
逆張りか順張りのどっちを先に作るか・・・となり、
個人的には逆張りの買い戦略(保有期間は数日~2,3週間程度の取引)を推したいです。

逆張りの買いルールを勧める理由

逆張りの買いルールを勧めるのは何故かというと、
メリット
・ある程度の検証回数でそれなりの検証結果が得られやすい(ルール作成の難易度が低い)。
・1回のトレードの平均損益が高い場合が多く、実取引に移行した場合にちょっとくらいの事では平均損益がマイナスに移りにくい。
・逆張りは基本的に勝率が高いので勝率が低いのが嫌な人には精神的に良い(いづれにしてもiTRADEの場合は完全自動売買なのでルールを破るという事には成り辛い)。
デメリット
・逆張りは仕掛け直後から基本的に含み損を抱える事が多くちょっと気分が沈む人が多そう。
・仕掛けるポイントが初心者には精神的に辛いポイントである事が多い(いづれにしてもiTRADEの場合は完全自動売買なのでルールを破るという事には成り辛い)。
・逆張りのルール作りである程度ポイントを押さえてないと大怪我をする可能性がある。

順張り買いのルールは逆張り買い戦略の特徴の概ね逆の状態になることが多いですね。
例えば勝率が低かったり(そのかわり勝つときは大きい)多くの初心者が楽と感じるところで仕掛けられたり・・・
なので人によっては順張りの方が性に合ってるかもしれませんが、個人的にはあまりお勧めはしません。

順張りはルール作成難易度が逆張りより高いと思うので、そういった意味でもお勧めしにくいです。

一つ目のルール完成後

逆張り買いのルールが1つ完成すると、

さらに別の、1つ目のルールとはなるべくルールの性質が異なるような逆張りの買いのルールを作り、
相場のタイミングになるべく左右されないように、いつでもトレードで仕掛けられる準備をしておきたいですね!

ちなみに超短期(デイトレードや翌日手仕舞い)のトレードは最初に作るルールとしては、あまりお勧めできないです。
検証結果と実取引での少しのズレでトータルの成績が全く別のものになり、
ルール作りとして難しい部分が多いと思うので。

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